傳田光洋資生堂主幹研究員らが数理モデルで皮膚老化現象など解明めざす
Posted on | 4月 17, 2024 | No Comments
コンピュータを駆使して、複雑な数理モデルをシミュレーションして解析する、いま最先端の数理モデリングによって、皮膚疾患の解明をめざすCRESTの研究で、長山雅晴グループと資生堂リサーチセンターの傳田光洋主幹研究員のグループが共同で取組んでいる。
CRESTは、科学技術振興機構(国立研究法人)傘下の、科学技術イノベーションを創生する革新的技術を創出するチーム型研究機関。
長山雅晴氏は北海道大学電子科学研究所・人間数理研究分野・教授で、共同チームの代表。専門は、数理モデリング。
傳田光洋主幹研究員は表皮の生理学が専門で、傳田グループは表皮細胞内カルシウムイオン動態に注目した生理学と分子生物学の実験から,皮膚疾患機構や皮膚感覚機構,皮膚老化現象の解明を目指している。
傳田氏は、『皮膚は考える』『皮膚はすごい』(いづれも岩波科学ライブラリー)など一般向けの皮膚に関する多数の著書がある。
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