「顧客数の減少」が増加に
Posted on | 2月 13, 2024 | No Comments
主な経営上の問題点
理容業美容業の「主な経営上の問題点」は「顧客数の減少」が多く、両業とも5割を超える。「顧客数の減少」は2021年度第4四半期は7割を超えていたものの以降、減少傾向にあったが、2023年度第3四半期は前期より増加した。
生活衛生関係営業の景気動向等調査(2023年10~12月期、日本政策金融公庫)より。
食料品などが値上がりした関係で、理美容室への来店を控えたのかもしれない。
「原価を価格に転嫁できない」は前期よりやや減った。飲食などに比べ、比率は少ない原材料費だが、値上がりも一巡したようだ。
「客単価の低下」は今期は横ばいで、緩やかな改善が続いているようだ。
グラフには表記していないが、「従業員の確保難」は美容業で16.6%あり、比較的高い状態で推移している。
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<2023年10~12月期>
生活衛生関係営業の景気動向等調査
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経営取組み事例
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タグ: 日本政策金融公庫, 生活衛生関係営業の景気動向等調査, 経営上の問題点