アートメイクでまた逮捕者
Posted on | 4月 12, 2019 | No Comments
アートメイクでまた逮捕者が出た。和歌山市東鍛冶屋町の美容サロン「サイエンスビューティ」の女性経営者。2019年4月12日付けの一般報道による。
警察によると、容疑者は昨年7月、医師の資格がないのに眉に色素を入れる「アートメイク」を女性客に行った疑いで逮捕された。昨年秋、無料の情報雑誌に「消えないマーメイドメイクができる」などと広告を出していたことから事件が発覚。逮捕された女性経営者はアートメイクには医師でなければできないことは知っており、容疑を認めている、という。
「サイエンスビューティ」は、「進化するアイメイク」をうたい、「消えないマーメイドメイク」、「記憶形状まつ毛カール」、「とれないマジックマスカラ」などのメニューが掲載されていることから、美容所の届出はない美容サロンと思われる。
アートメイクは一種のタトゥーだが、タトゥーについては現在「タトゥー医師法裁判」が最高裁に上告されている。医師の業務としている現行法に対し、原告側は、職業選択の自由や表現の自由、タトゥーを入れたい人の幸福追求権を侵害していると主張している。なお、タトゥーやアートメイクを専門に施術する医師はいまのところいない。
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タグ: アートメイク, タトゥー, タトゥー医師法裁判