「タトゥー医師法裁判」 最高裁へ上告
Posted on | 12月 8, 2018 | No Comments
いわゆる「タトゥー医師法裁判」で彫師の増田太輝さんを逆転無罪とした大阪高裁の判決を不服とし、大阪高等検察庁(大阪高検)は2018年11月27日、最高裁へ上告した。一般報道による。
増田さんは医師法の規制が彫り師の職業選択の自由や表現の自由、タトゥーを入れたい人の幸福追求権を侵害しており違憲などと主張した増田さんの主張を認め、大阪高裁は大阪地裁の有罪判決をくつがえし逆転無罪の判決を11月14日言い渡していた。
大阪高検の上告は予想されていたが、高裁判決から2週間後の上告だった。
医師法による医療行為の範囲と、職業選択の自由や表現の自由を争う「タトゥー医師法裁判」は簡裁、地裁、高裁を経て、最終ステージの最高裁で争われることになった。
この裁判はタトゥー以外にも医師法に医療行為との境界領域にあるアートメイクや脱毛などにも影響を及ぼすことが想定され、美容系職種に携わる人達から注目を集めている。
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