アデランス、タイでウィッグ100枚寄贈 6年ぶりの支援再開
Posted on | 11月 30, 2025 | No Comments
アデランスは、タイにおけるがん患者の外見ケアを支援するため、国立がんセンターと県立ブリラム病院に合計100枚のウィッグを寄贈した。
ウィッグによるQOL向上を図る取り組みで、同社は2012年から毎年寄贈を続けてきたが、COVID-19の影響で2019年を最後に中断しており、今回は6年ぶりの再開となる。

今年は、アデランス・タイ社が8月22日に国立がんセンターへ50枚(写真)、11月6日に県立ブリラム病院へ50枚を寄贈し、各施設で寄贈式を実施した。ブリラム病院では、患者が選んだウィッグを同社スタッフがカットし、装着方法やお手入れ方法を指導する場も設けられた。寄贈式は感染対策のため最小限の参加者で行われたが、医療関係者からは再開を歓迎する声が多く寄せられ、温かい雰囲気の中で式を終えたという。
アデランスがタイでの寄贈活動を始めたのは1986年に同国にウィッグ工場を設立したことがきっかけ。今後もウィッグ製造企業としてのCSR活動の一環として、寄贈を継続していく方針だ。
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