プチ健康マッサージの導入など、美容業の「経営取組み事例」
Posted on | 11月 30, 2017 | No Comments
プチ健康マッサージの導入、顧客との会話、パーマよりトリートメントなど経営に工夫している美容店経営者は多い。日本政策金融公庫が2017年11月24日発表した2017年第2四半期景気動向調査「業種別 経営取り組み事例」美容業より。
美容業の「経営取組み事例」
・将来、自分の右腕になりうる人材を選び、年4回コースの「右腕塾」というセミナーにスタッフを派遣するなど、地力を上げるべく努力している。(福島県)
・今回、20周年キャンペーンを行うために、過去5年間の来店者全員(一部をのぞく)に手紙を出した。お礼の気持ちと、これからの展望やキャンペーン内容などを書いた。この手紙をきっかけに久し振りの来店客も増えた。近所の方の来客数が減ってきていたので、地域限定の割引キャンペーンも同時に行った所、初来店の客も増えた。(群馬県)
・頭皮マッサージ、耳のマッサージ、手指のマッサージなどのプチ健康マッサージを取り入れ喜ばれている。また、冷たいおしぼり、おいしい水も提供している。さらには、必ず手書きで楽しめるようなPOP広告を作成している。(千葉県)
・前回の技術等について「気になるところはなかったですか?」とか、「1ヵ月経って一番気になる所はどこですか?」など自宅でのケアを中心に伺っている。お客様と少しでも会話することで求めていることが早くわかる様になり、次のスタイルの提案もしやすく次回へ繋がるよう心がけている。(鳥取県)
・従業員1名が育休で長期不在のため、お客様に迷惑がかからないよう予約の取り方を考えている。パーマ率は低く、期待できないので、トリートメントに力を入れたところ、リピート率が良くなって売上に貢献できるようになった。それに伴い、店販品のシャンプーやトリートメントが売れている。(香川県)
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