理美容店での染毛剤の使用量は年間1万8133t
Posted on | 12月 22, 2014 | No Comments
平成25年「薬事工業生産動態統計年報」
厚生労働省が2014年12月19日発表した平成25年「薬事工業生産動態統計年報」によると、染毛剤の生産は回復傾向にあり、理美容店で行うヘアカラーにともなう使用は量で1万8133t、金額で506億77百万円ほどだったと推定される。
平成25年の染毛剤の生産量は3万5554t、金額は993億66百万円だった。金額では平成21年の998億67百万円には及ばないものの、ここ数年生産量は増加傾向、金額も上昇傾向にある。
染毛剤は、理美容店でのプロユースのほか、ホームユースでも多く使用されている。その比率は男女差が大きく、全国理美容製造者協会(ABBA)のサロンユーザー調査(2013年)によると、男性で染毛している人は11%いて、そのうち34%がいつも理美容店で行っている。女性は62%の人が染毛していて、そのうち54%の人がいつも美容店で行っている。これを住民基本台帳(平成26年1月1日)から20才~59才までの男女人口に当てはめ算出すると、2331万人(男性360万人、女性1971万人)が染毛をしていて、そのうち1186万人(男性122万人、女性1064万人)がいつも理美容店でヘアカラーしていることになる。
結果として、染毛剤は約51%が理美容店などのサロンユースで、残りの49%がホームユースということになる。
タグ: ヘアカラー, 染毛剤, 薬事工業生産動態統計