ヘアカラー サロンユーザーは3分の2
Posted on | 3月 24, 2012 | No Comments
全国理美容製造者協会(NBBA)サロンユーザー調査2011年によると、ヘアカラーをしている人の利用動向は男女とも調査開始以来大きな変動がない。
女性は61%がヘアカラーをしていて、このうち3分の2がサロンユーザーである。この傾向は2006年以来、大きな変わりはない。
ヘアカラーは女性では年齢が高いほどしているが、サロンユーザーは年齢が高いほど減る。20代では約8割がサロンユーザーなのに対し、50代では約5割だった。
男性は13%がヘアカラーをしていて、そのうち5%がサロンユーザーだった。男性の場合は調査を始めた2005年は16%がしていて,7%がサロンユーザーだったので、微減している。高齢者ほどヘアカラーをしているが、サロンユーザーは高齢者ほど減るのは女性と同じ。
一方、薬事工業生産動態統計によると、ヘアカラー用剤(脱色・脱染剤は除く)の生産量は年次によって大きく変動している。この調査ではサロン用・ホーム用の区分がされていないが、一般市場の動向が反映されるため、変動が大きいとみられる。
サロンユースは横バイだが、ホームユースのマーケットは拡大傾向にあるようだ。
NBBAサロンユーザー調査2011年より
【女性調査】
調査方法:インターネットによる
調査エリア:全国
調査対象:①15歳から59歳までの女性②最近1年間に3回以上サロンを利用した人③ライフメディア(ニフティ系)アンケート会員
サンプル数:10代・20代・30代・40代・50代は各1000人。
調査期間:2011年9月30日から10月6日
【男性調査】
調査方法:インターネットによる
調査エリア:全国(ただし岩手県、宮城県はのぞく)
調査対象:①15歳から59歳までの男性②最近1年間に3回以上理容店または美容室を利用した人③ライフメディア(ニフティ系)アンケート会員
サンプル数:15歳から19歳783人、20代・30代・40代・50代は各1000人。15歳から19歳はウエイト係数処理して他の年代に合わせた。
調査期間:2011年5月12日から5月18日
資料:全国理美容製造者協会(NBBA)、厚生労働省
タグ: サロンユーザー調査, ヘアカラー, 薬事工業生産動態統計