ヘアカラー ホームユースが増えて苦戦
Posted on | 4月 2, 2010 | No Comments
生衛景気動向等調査・平成22年1~3月期より
日本政策金融公庫は3月31日、生活衛生関係営業の景気動向等調査結果(平成22年1~3月期)を発表、その中から特徴的な業況判断理由(業種・地域別)「美容業」編。
【今期】
好転
石川県
新メニューが少しずつお客さまに受け入れられ、売上が増加して利益が伸びた。これからも新たなメニューを増やして顧客満足度の向上を図りたい。
悪化
栃木県
1月は正月や成人式もあり期待のもてる時期であるが、貸衣装や写真撮影をセット処理するワンストップサービスの同業チェーン店が進出。その煽りを受けて売上は減少。今期悪化となっている。
【来期見通し】
好転
兵庫県
家族経営のため急伸は期待できないが「お客さまを美しく満足させる」をモットーにしており、固定客からの口コミも徐々に増えて業況は安定している。店主の娘が主体となり、若年層の新規客獲得のためにエステの導入を検討しており、さらなる好転を期待している。
不変
長野県
固定客を中心とした営業のため安定した業況で推移しているが、顧客の高齢化が進んでいる。新規顧客の開拓が必要だが競合店舗も多く現状維持が精一杯とみる。
悪化
香川県
お客さまのオーダーが以前と比べて変わってきている。ヘアーカラーなどは自分で染める方が増えている。顧客層も高齢化してきており、悪化を予想する。
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