美容室の倒産件数 過去最多の勢い
1-8月までの倒産件数139件、前年比1.5倍
今年8月までの負債1000万円以上の「美容室」倒産件数は前年比1.5倍の139件発生し、このままいったら過去最多の166件(2019年)を上回り、過去最多になりそうだ。
負債総額13億5000万円 美容室が倒産
美容師の終身雇用を掲げ、福利厚生の充実を図っていた富山県を中心に多店舗展開していた「ロルドコミュニケーションズ」(富山市)が、東京地裁から破産手続きの開始決定を受けた。
ネイルサロンの倒産が過去最高に
ネイルサロンの倒産が、2020年1-11月までに19件発生した。
倒産件数増が懸念される「理容業」「美容業」
帝国データバンクは2020年5月19日、「理容業」と「美容業」(ネイル、エステなど含む)における、2009年度~2019年度の倒産(負債1000万円以上の法的整理)について分析するとともに、今後の見通しとして、コロナの影響で「消費者の外出自粛の広がり、来店客数・客単価の減少や、来店サイクルの長期化も見込まれる」ことから、事業継続が困難になる中小事業者が増える可能性が高い、とした。
理美容業の倒産件数過去最多を更新
帝国データバンク「理美容業者の倒産動向調査」
2019年(1-11月累計)の理美容業の倒産件数は167件(前年同期比 12.8%増)で、2000年以降で最多となる見通しとなった。帝国データバンクが2019年12月9日発表した「理美容業者の倒産動向調査」による。
美容系の倒産負債総額 138億100万円
帝国データバンクは2018年2月13日、2017年の理美容業の倒産情報を発表した。対象は法的整理に至った法人で、2017年は151件で過去最高だった。