美容系の倒産負債総額 138億100万円
Posted on | 2月 16, 2018 | No Comments
帝国データバンクは2018年2月13日、2017年の理美容業の倒産情報を発表した。対象は法的整理に至った法人で、2017年は151件で過去最高だった。
倒産件数の内訳は、理容業が16件(前年比33.3%増)、美容業が135件(同15.4%増)だった。
2017年の負債総額は138億100万円で、金額も過去10年間で最高だった。内訳は理容業が2億3,400万円(同30.1%減)、美容業が135億6,700万円(同279.0%増)だった。
美容業の負債額は、脱毛サロン「エターナルラビリンス」、まつげエクステサロン「MAQUIA」(グロワール・ブリエ東京)の大型経営破綻が負債総額を引き上げた。
負債規模別では「1,000万円~5,000万円未満」が140件(構成比92.7%)を占め、小規模事業者の倒産が多い。理容業は平均すると1462.5万円の負債額になる。
なお、この調査では、
「理容業」:理髪店、床屋、理容院、理容所、バーバー
「美容業」:美容院、髪結業、美顔術業、マニキュア業、ペディキュア業、ビューティサロン、ビューティドック、エステティックサロン
を主業としている事業所と定義し調査している。
(情報/一般報道)
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