美容室倒産、2025年は235件 4年で倍増
Posted on | 1月 6, 2026 | No Comments
帝国データバンクが2026年1月6日に発表した「美容室の倒産動向(2025年)」によると、負債額1,000万円以上の美容室の倒産件数は2025年に235件に達し、2年連続で過去最多を更新した。
前年の2024年は215件、2023年は162件、2022年は117件で、4年間でほぼ倍増した計算になる。負債額1,000万円未満の倒産や、法的整理を伴わない廃業まで含めると、実際にはさらに多くの美容室が業界から退出したとみられる。
同レポートでは、「大手チェーン店や低価格カット専門店の拡大、新規開業の増加による競争激化に加え、原材料費や光熱費の上昇、人手不足が重なり、経営体力に乏しい小規模美容室の淘汰が相次いだ」と分析している。倒産した美容室の9割超は資本金1,000万円未満の小規模経営で、設立から数年で市場から退出を余儀なくされるケースも目立つという。
倒産要因の一つとして、人手不足の深刻化が挙げられる。低賃金や長時間労働を理由に離職するスタッフが少なくなく、退職後に独立するケースも多い。こうした動きから、美容室業界はスタッフを雇用する従来型サロンから、一人営業やフリーランスを中心とした形態へと業態転換が進みつつあると考えられる。
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