理容と美容で大きな差がある売上 「サービス産業動向調査」平成23年より
Posted on | 12月 6, 2012 | No Comments
理容と美容とでは店舗数、従事者とも大きな差があるが、収入の面でも大きな開きがある。理容店の売上が570万円なのに対し、美容室は932万円と4割の差がある。2012年11月29日発表の「サービス産業動向調査」平成23年による。
美容室の売上は、調査が始まった2009年には1038万円だったものが年々減少、2011年は932万円と2年間で1割ほど減った。美容室マーケットも同様に縮小している。
理容店の売上は、2009年は551万円だったが翌年は3.6%増え571万円に。2010年は570万円と微減したが、低位ながらしぶとく頑張っている。
従事者1人当りの売上は
理容が
2009年272万円
2010年277万円
2011年280万円
と低いながら徐々に回復してきている。
美容は理容より高い売上を誇っているが、
2009年380万円
2010年383万円
2011年374万円
と2011年は▼2.3%下げた。
理容は長期にわたり低迷しているが、美容もここにきて来店頻度の長期化、客単価の低下などデフレの影響を受け、下降している。
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