美容業界は縮小トレンド
Posted on | 12月 4, 2012 | No Comments
美容業界はすでに縮小トレンドに突入している。総務省が2012年11月29日に発表した「サービス産業動向調査」によると、美容業の店舗数、従事者数とも同調査が開始された2009年以降、2年続けて減少している。
<下表・参照>
店舗の減少率は、2010年▼0.1%、2011年▼0.5%と微減だったのに比べ、従事者数(美容師数)は2010年▼5.8%、2011年▼3.8%で、2年間で1割近く減った。
この結果、1サロンあたりの平均従業者数は
2009年2.7人
2010年2.6人
2011年2.5人
と減ってきている。
美容業では売上(市場規模)も2年間で1割ほど縮小していることから、売上減に見合う従事者数が減ったとみることもできる。
2年続けて、店舗数、従事者数、さらには売上(市場規模)が減った美容業界は完全に縮小トレンドに突入していることが、公的データからも明らかになった。
タグ: サービス産業動向調査