低位で推移する理容業界
Posted on | 12月 5, 2012 | No Comments
理容業界の衰退がいわれて久しいが、2009年からの3年間、理容所は11万軒台で推移している。総務省が2012年11月29日に発表した「サービス産業動向調査」による。
この間、美容所数は17万軒台で推移しており、理容所数は美容の三分の二程度になる。
美容は減少に転じているが、理容はほぼ横バイで低位で推移している。しかし、理容店経営者が高齢化している一方、理容業界への新規参入者が毎年2千人程度でしかないことから、今後は減少していくものと推測される。
従事者数は2010年に増えたが、理容学校への入学者の状況からみて、店舗同様、減少傾向にある。
1事業所当たりの従事者数は
2009年2.02人
2010年2.06人
2011年2.04人
で、美容より2割ほど規模が小さい。
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