まつ毛エクステンション 韓国でも美容師の業務独占
Posted on | 4月 29, 2012 | No Comments
まつ毛エクステンションは日本より韓国が進んでいるといわれているが、その韓国のまつ毛エクステンションについて、厚生労働省が調査した。
まつ毛エクステンションについて「衛生問題検討会」で検討している厚生労働省健康局生活衛生課の担当官が2012年3月7日から4日間、韓国の所轄官庁を訪れ調査したもの。4月27日開いた衛生問題検討会にその内容を報告した。
日本では平成20年に課長通知でまつ毛エクステンションは美容師の業務としたが、韓国でも同様に公衆衛生管理法で定められた美容師(一般美容師、皮膚美容師)が業務を行うことが前提になっている。
韓国では、まつ毛エクステンションや使用する接着剤の安全要件、試験方法・表示事項を規定した安全基準認証の制度があるが、日本にはいまのところない。
日本ではまつ毛エクステンションによる事故・相談件数が2004年以降384件発生しているが、韓国では2010年以降だが4件と少ない。
などが報告された。
韓国では美容師資格とは別に、まつ毛エクステンションの資格制度があるように一部で伝えられているが、調査した担当官は明確に否定した。
「衛生問題検討会」では今後、まつ毛エクステンション施術の安全基準や使用する接着剤の安全要件、試験方法・表示事項、また眼科医との連携などについて、検討するものとみられる。
タグ: まつ毛エクステンション, 厚生労働省健康局生活衛生課