井上和彦 早稲美 教務部長がまつ毛エクステンション教育を説明
Posted on | 4月 28, 2012 | No Comments
厚生労働省は2012年4月27日、東京・新橋の全国生衛会館で衛生問題検討会を開き、前回に引き続き、まつ毛エクステンションについて、参考人からヒアリングを行った。
衛生問題検討会の正式名称は「生活衛生関係営業等衛生問題検討会」。平成24年度第1回目の会合。まつ毛エクステンション関係者からのヒアリングは今回が4回目になる。
美容学校の教育現場から、井上和彦早稲田美容専門学校教務部長が出席し、美容学校で行っている、まつ毛エクステンションの教育などを説明。
早稲田美容専門学校では、必修科目、選択必修科目以外の任意参加の課外授業で行っており、初級コース6回(1回2時間)、中級コース6回(同)を実施。受講者は定員の20名程度などと説明した。受講できるのは同校の美容科学生に限定している、という。
また、美容師免許を取得しているまつ毛エクステンション技術者2名が出席し、まつ毛エクステンションの技術は美容の技術とは異なることなど説明し、美容師以外の施術もできるよう求めた。
ヒアリングを受けた2名が勤務する専門サロンは、施術内容、衛生面などについては管理が行き届いていることなどの説明があった。
さらに、事務局(厚生労働省健康局生活衛生課)から、韓国でのまつ毛エクステンションの実態調査を報告され、韓国でも内容は異なるが美容師免許取得者だけがまつ毛エクステンション施術を認められていることなどを説明した。
堀江裕生活衛生課長は次回はまつ毛エクステンション団体による教育の実態をヒアリングする意向を示したが、倉田毅座長はまつ毛エクステンションを美容師に限定するか否かを含めて、議論をする時期にきていると語った。
タグ: まつ毛エクステンション, 厚生労働省健康局生活衛生課