美容業の振興と発展を目指して
Posted on | 1月 1, 2012 | No Comments
2012年 年頭所感
三根卓司 全日本美容業生活衛生同業組合連合会 理事長
謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
全国の美容業に関係されておられる皆様には、日頃から当美容連合会の運営と事業の遂行に格段のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。
昨年は、未曾有の大震災により、我が国は想像を絶する被害を被ることになりました。とりわけ尊い多くの人命が失われることになりましたことに、新年早々ではありますが、衷心より哀悼の意を表するとともに、被災された方々にお見舞を申し上げます。
このような危機的状況にあって、当美容連合会では、全国の組合員をはじめ、関係各位のご協力により、被災された組合員の方々に2億円近くのお見舞を届けることができましたことは、改めて組織の結束の大切さを認識するとともに、この場を借りて心よりお礼申し上げます。
「震災前・震災後」という言葉が使われるように、この震災が日本の経済社会に与えた影響はあまりに大きく、本年は、先行きが見通せない中で、我が国は非常に困難な環境に置かれ、政府も難しい舵取りが求められております。
我々美容業界も、本年も政府の行政刷新会議による事業仕分けが俎上に載せられ、業の根幹である資格制度を揺るがすような事態も予測されます。
このような動きに対しては、誰も救援の手を差し伸べてくれるわけではなく、業界の団結力だけが美容業界を守ることになると信じています。
当美容連合会は、本年度も業の振興と発展のために、エステ・ネイル・メイクの評価認定制度やパーマネントの拡大事業に各美容組合と一緒に推進してまいります。さらに、共済制度についても組合員のニーズに更に応えるためにも、より充実したものとするべく検討してまいります。
我々の組織も若い経営者の方々の組合離れが大きな問題となっておりますが、組合・連合会が一丸となって当面する課題に取り組むことによって、必ずや組織の必要性が理解されることと信じ、本年も諸事業を推進してまいりますので、ご支援ご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。
新しい年が皆様にとって実り多い年となりますよう祈念して、新年の挨拶と致します。
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