理美容への支出 11ヶ月連続マイナス 7月の家計調査より
Posted on | 9月 1, 2011 | No Comments
総務省が2011年8月30日発表した7月の家計調査によると、前年同月比で理容とカットはプラスに転じたが、パーマは▼16.0と落ちこんだ。
昨年からパーマ復権運動に力を入れている美容業界だが、この数字を見る限り、今のところ消費者のニーズを掘り起こすまでには至っていない。
また、消費者が理美容サービス(中分類)に支払った金額は一世帯当たり2983円で、前年同月比で▼2.9%だった。家計の総支出は28万46円で前年同月比▼2.1%。前年同月比では総支出が5ヶ月連続してマイナスだったのに対し、理美容は11ヶ月連続してマイナスだった。消費全体が細るなかで、理美容への支出は冷え込んでいる。
【家計調査/7月】
<2011年8月30日発表>
前年比 | 指数 | |
理容 | 4.5 | ▼4.3 |
パーマ | ▼16.0 | ▼27.0 |
カット | 0.8 | 0.4 |
美容総合 | ▼1.6 | 16.8 |
*前年比は前年同月比
*指数は平成17年=100(同月比)
*家計調査は「二人以上の世帯」の支払金額を元に算出
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