理美容市場動向 2010年11月
Posted on | 12月 29, 2010 | No Comments
総務省は2010年11月の理容美容料金(全国小売物価調査)、理美容サービスの物価指数(消費者物価指数)、消費者が理美容へ支払った金額(家計調査)など一連の調査結果を発表した。(右コラム参照)
料金を表す全国小売物価調査ではヘアカラー料金の上昇が目立った。理容美容の料金は堅調に推移しているように見えるが、これを消費者物価指数に落とし込むと、21ヶ月連続して100(平成17年=100)を下回り、他の一般物価同様、理容美容料金もデフレ下にある。
さらに、家計調査をみると、理容料金、パーマは前月比、前年同月比、指数で大きく落ち込んでいる。家計支出は月による変動が大きいので前月比はともかく、前年同月比、指数で主力商品が落ち込んでいるのは、厳しい経営を強いられていることを裏付けるものだ。
家計調査で「美容総合」は理容、パーマ、カット以外のヘアカラー、エステティック、ネイルなどの支出で、こちらは理容、パーマほど落ち込んでいない。
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