理容の業況 再び悪化,美容は改善
Posted on | 4月 14, 2011 | No Comments
「生活衛生関係営業の景気動向等調査結果」平成23年第4四半期
日本政策金融公庫 国民生活事業は4月13日、「生活衛生関係営業の景気動向等調査結果」平成23年第4四半期(2011年1~3月)を発表した。売上、採算、業況、利用客数、客単価の5指標のうち理容はすべて前期を下回り、景気判断は再び厳しいものになった。美容は、売上、客単価で前期より改善した。
今回の調査は、2月に行われたもので、大震災の影響は受けていない。次回、平成24年第1四半期はいっそう厳しい景況になるのは間違いない。
前年同月比では
理容は利用客数で3.6ポイント改善した以外は他の指標はマイナスになり、長期にわたり不況下にある。
一方、美容は5指標とも改善している。改善幅も売上で11.0ポイントアップするなど好調。
【売上】
理容/-58.8
美容/-45.3
全業種/-48.6
【採算】
理容/-19.0
美容/-19.1
全業種/-26.8
【業況】
理容/-58.5
美容/-45.9
全業種/-52.6
【利用客数】
理容/-59.9
美容/-54.4
全業種/-53.8
【客単価】
理容/-27.3
美容/-29.3
全業種/-36.6
理容/6.0
美容/7.2
全業種/8.5
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