カット専門店 ユーザーは2割で増加傾向
Posted on | 4月 12, 2011 | No Comments
いますっかり定着した感のあるカット専門店の存在だが、利用者を対象にした調査でも、ほぼ半数が利用している実態が明らかになった。全理連情報(2010年調査)、NBBAサロンユーザー調査(同)による。
全理連情報では、男性のうち51.6%が利用したことがあると回答。
カット専門店利用者の利用頻度(%)は
月2回以上/0.8
月1回/19.6
2~3月に1回/42.7
半年に1回/10.9
などとなっている。
また年代別では
30代が多く、利用経験者は60.0%。
半年に1回、数ヶ月に1回 利用する人は、一般の理容店との併用派と推測されるが、月1回や月に2回利用する人はカット専門店だけを利用しているユーザーといえる。男性客の2割になる。
この調査では女性客にも質問しており、女性の31.7%がカット専門店の利用経験がある。
そのうち月に1回以上利用するカット専門店ユーザーは15.7%に達する。
一方、NBBAサロンユーザー調査のうち、男性客を対象にした調査によると、
利用経験者は44.4%とほぼ半数だった。
経年変化は
05年/36.5
07年/38.3
08年/40.7
09年/41.8
と調査するごとに利用者が増えている。
年代別では
40代が最も多く51.3%。
この調査では、カット専門店に対する満足度も尋ねており、それによると利用者の四分の三にあたる75.4%が満足している。満足度は年代による大きな違いはない。
また、満足度の経年推移は
07年/69.9
08年/72.7
09年/72.4
と満足度は高くなってきている。
今後の利用意向については、
34.9%が意向を示している。
利用経験者は55.1%が利用意向があり、
最近1年間の利用者も80.5%に達する。
利用経験者は今後も継続してカット専門店のユーザーになる可能性が高い。
【全理連情報No.56(平成22年度)利用者動向調査/調査方法】
▽調査対象 直近1年以内に理容店を利用したインターネットユーザー
1000サンプル(男性700、女性300)
▽調査期間 2010年7月16日~7月21日
▽調査方法 gooリサーチによるインターネット調査
【サロンユーザー調査2010男性調査】
調査方法/インターネットによる
調査エリア/全国
調査期間/2010年5月13日~2010年5月19日
調査対象/①15歳~59歳までの男性②直近1年間で3回以上のサロン利用者③iMi(現life Media)ネットモニター会員(*)
サンプル数/回収サンプル数5725(配信数45900)より各年代1000サンプル、合計5000サンプルを抽出し集計
(*)ニフティ系会社が運営するネット上の登録制会員組織。
タグ: サロンユーザー調査, 全理連情報, 調査