男性は、料金、利便、惰性で理容店を選択
Posted on | 4月 13, 2018 | No Comments
男性が、現在利用している理容店を選んだ理由は、「自宅・職場近く」「通学通勤途中」など利便性で選んだ人が60%と過半数を占める(単独回答)。「行きつけ」という理由も28%あったが、女性に多いネット関連は、「ホームページを見て」という人は2%と少ない。「全理連情報」No.61による。
NBBAのサロンユーザー調査では、女性が現在利用している美容室を選択したきっかけの設問(複数回答)で、利便、料金、ネットがベスト3だが、男性は利便、惰性になりそうだ。しかし、同じく「全理連情報」No.61の「理容店を利用する際、最も重視しているものは」(単独回答)の問いでは、「価格が手ごろ」が1位で28%を占めた。次いで「家の近く」の利便性が22%、「行きつけ」の惰性が19%だった。
前述の「理容店を選んだ理由」の設問には、料金は選択肢にない。
「全理連情報」と「NBBAのサロンユーザー調査」では設問の仕方、調査対象数、回答方式が違い、前提条件は異なるものの、理美容店を選ぶ際、利便性、料金は男女とも共通しているが、第三の選択肢は女性はネットなのに対し、男性は惰性、といえそうだ。
ただ別の調査では、女性でも高齢者になるほど、「行きつけだから」と惰性が増え、男性でも若年層ほどインターネット経由で店を選ぶ人が多い傾向があるなど、年代別の差もある。
【全理連情報No.61 利用者動向調査の調査概要】
調査方法 NTTコムリサーチを利用したインターネット調査
調査対象 NTTコムリサーチモニター
総回答数 1020(男性720、女性300)
調査実施 2017年7月(発表 2018年3月)
【NBBAサロンユーザー調査2018の調査概要】
調査方法:インターネット
調査エリア:全国
調査対象
①15歳から69歳までの女性5300人(年齢階層別ウエイト集計)
②最近1年間に3回以上美容店を利用した人
③調査会社関連モニター会員
調査時期 2017年10月6日~10月12日
調査機関 東京サーベイ・リサーチ
タグ: サロンユーザー調査, 全理連情報, 理美容店選択理由