理美容業の給与比率は全産業平均の3倍超【2024年経済構造実態調査】
Posted on | 9月 1, 2025 | No Comments
総務省は2025年8月29日、「2024年経済構造実態調査(産業横断調査、二次集計)」を発表した。
理容業の1企業当たり売上高は6290万円、費用総額は5720万円(売上高比91%)、給与総額は2640万円(同26%)、付加価値額は3300万円だった。
美容業の1企業当たり売上高は6710万円、費用総額は6250万円(同93%)、給与総額は2370万円(同35%)、付加価値額は2930万円だった。

全産業の1企業当たりでは、売上高9億6000万円、費用総額8億7720万円(同91%)、給与総額1億0340万円(同10.8%)、付加価値額1億9280万円だった。
調査対象は、売上高が一定規模以上の企業。付加価値額は控除法(中小企業庁方式)による。
同調査から、理美容業の特徴として、
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売上規模は平均の1割以下と小さく、小規模企業が多い
売上高に占める給与総額は平均の3倍以上と高い
付加価値額は平均の倍以上ある
ことが明らかになった。
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