男性の三分のニは理容店を利用
Posted on | 9月 22, 2022 | No Comments
近年、美容に押され気味の理容だが、男性の三分のニは理容店を利用している。ヒゲ剃りが有力なメニューになっている。
ネットリサーチ事業を展開するクロス・マーケティングが2022年9月13日に発表した「美容に関する調査(2022年) -男性編-」による。
男性の理容店・美容室の利用比率は、ほぼ2:1で理容店が多い。10代、20代の理容店利用率は半数をやや超える程度だが、50代は7割、60代は9割と高齢になるほど理容店の利用率は高い。
一方、美容室は40代までは4割を超える男性が利用している。自由コメント(下)で、美容室を利用する男性はおしゃれに高感度な人が多いのがうかがえる。別の調査では、美容室を利用する男性のほうが支払い金額が多い。売上でみれば男性ヘアサロン市場は美容室のほうがやや優勢かもしれない。
【自由コメント】
理容室でヘアカットする理由
・安いから。近くにあるから
・昔からの付き合いで行き続けている
・ひげ剃りもしてくれる
・髪にこだわりがないから
・美容室ではヒゲを剃らないから行かない
・美容室は女性が行くイメージがあるので。
美容室でヘアカットする理由
・お洒落な仕上がりになるから
・こちらの要望をきちんと対応してくれるから
・ヘアカット技術が高く、理想の仕上がりになるから
・パーマがかけられるから
・髪が長めなので美容室のほうがうまい
・行きつけだから
・家から近いため
両方でヘアカットする理由
・気分ややりたい髪型によって選ぶ
・毎回美容室は高いので
・店によって、得意分野が違うと思うため
美容に関する調査(2022年) -男性編-
【調査概要】
調査対象者:全国、男性15~69歳、マスコミ、市場調査関連従事者を除く
サンプル数・割付:合計:1,375サンプル(5歳階層ごとに125サンプル)
調査期間:2022年8月19日(金)~2022年8月21日(日)
調査手法:クロス・マーケティングモニターへのインターネット定量調査
タグ: クロスマーケティング, 実態調査, 理美容利用実態調査