美容室への年間利用総額 東京都3万8569円でトップ
Posted on | 8月 23, 2022 | No Comments
20-39歳女性の美容室への年間利用総額は東京都がトップで3万8569円だった。
東京都はヘアカラー、ヘアトリートメントの利用回数がトップで、これが影響したようだ。
ホットペッパービューティーアカデミー(リクルート)が過去1年間の美容サロン利用における美容意識・実態を都道府県別に集計し、ランキング化し、その結果を2022年8月23日発表した。美容室の過去1年利用者が対象(実数回答)
【美容室】過去1年の利用総額ランキング(TOP10)
2位以下は、意外にも地方の県が上位にランクインしている。利用総額は、年間利用回数☓1回当りの利用金額によって決まるが、上位に入っている県は1回当りの利用金額が高額な県が多い(下表)。東京都は1回当りの利用金額は8位だが、年間の利用回数が多いのがわかる。
【美容室】1回あたり利用金額ランキング(TOP10)
また、ネイルサロン、エステサロン(脱毛)、アイビューティーサロンの利用率(過去1年の利用率)は下表の通りで、沖縄県がいづれもトップだった。
その理由について、
「沖縄県では、1年を通して平均気温が高く、他の県と比較しても半袖でいる期間が長いこと、マリンスポーツなどの文化性からもボディケア(脱毛)への意識が高いことがその背景の一つにあると考えます。また観光業が盛んで、かりゆしウェアをはじめとしたカジュアルな服装が一般的なため、ネイルやアイビューティーなど外見の美容への意識が高いのかもしれません。」と、田中公子同アカデミー研究員はコメントしているが、これらの理由のほかに、料金が手頃で気軽に利用しやすいことも考えられそうだ。
■調査概要
調査名 :「都道府県別」20代・30代女性の美容意識・実態調査
調査手法:インターネットリサーチ
調査時期:2022年2月25日(金)~3月8日(火)
調査対象:全国の20~39歳の女性(回収サンプル23,361)
※都道府県の都市規模に応じて、 n=600、 または、 n=400の目標値を設定。
※回収が目標に届かなかった秋田県、 福井県、 山梨県、 鳥取県、 島根県、 徳島県、 高知県、 佐賀県、 宮崎県は、 ウエイトバック集計による補正を行った。
詳細は
https://hba.beauty.hotpepper.jp/search/census/2022-pre/40541/
タグ: ホットペッパービューティーアカデミー, 実態調査, 美容センサス