つけ爪用接着剤でやけど
Posted on | 6月 21, 2024 | No Comments
国民生活センターが注意喚起
国民生活センターは2024年6月19日、「瞬間接着剤の使用によるやけどに注意 -つけ爪用接着剤にも使用されています-」を発表、消費者に注意喚起した。
瞬間接着剤に含まれるシアノアクリレート系の物質は、空気中や接着面の水分と反応して重合し硬化する際に反応熱が発生するが、ティッシュペーパーや布などに染みこんで表面積が拡大すると、化学反応が急激に進み大きな反応熱が発生することがあり、その部分に触れるとやけどをするおそれがある、という。
同センターは、瞬間接着剤6銘柄およびつけ爪用接着剤6銘柄について、事故の再現テスト等を行い、発熱を確認した。
<業界、事業者への要望>
・瞬間接着剤を誤って付着させた場合の対処方法について、引き続き消費者への周知・啓発を行うことを要望します。
・シアノアクリレート系の物質を含む接着剤については、用途によらず、成分名及び発熱に関する取扱い上の注意を表示するよう要望します。
なお、要望先、情報提供先などからホームユース用の製品と思われる。
「瞬間接着剤の使用によるやけどに注意 -つけ爪用接着剤にも使用されています-」
https://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20240619_1.pdf
タグ: つけ爪用接着剤, 国民生活センター, 注意喚起