全理連決算 令和5年度は税引後3616万円損失
Posted on | 4月 25, 2024 | No Comments
全国理容連合会は2024年4月24日、東京・代々木の全理連ビルで理事会を開き、5月30日開催予定の第190通常総会に上程する令和5年度事業報告案、同収支決算案などを決めた。
また今年が役員改選期にあたることから、役員の選任方法、手続きなどについて確認した。
令和5年度に行った主な事業は、
・「1日を楽しく過ごすには理容サロンへ行こう」キャンペーン(令和4年度補正予算分)
・ヘアサロン予約システム「ヘアなび」構築
などの国庫補助金事業のほか、
・ジャパンオープンカップ2024への選手招致を兼ね、インドネシア、台湾、中国との交流事業(令和5年度予算分)
・能登半島地震への対応
など。
決算は、一般、事業、5共済の7会計連結で、収入10億9347万円、支出11億2911万円で、税引前損出3563万円、税引後3616万円の損失を計上した。国庫補助金事業は別会計。
損失となった原因は、コロナ対策費として傘下組合に5000万円を拠出したのが大きい。
なお前期からの繰越金は3750万円あり、今期損金を差引いた133万円のうち、規定により14万円を特別積立し、119万円を次期に繰り越した。
理事長、副理事長立候補者は5月16日までに届出て、所信を表明するとともに、理事長候補者は総会を中断して開催する理事会で政策発表する。
また、各組合は総会まえに理事長選挙を行うことなどの申合せ事項を確認した。
タグ: 全理連決算, 全理連理事会, 決算報告