訪問美容サービスの利用者は2.2pt上昇し27.1%に
Posted on | 1月 12, 2023 | No Comments
訪問理美容サービスの利用実態調査2022
高齢化社会の進捗にともない訪問理美容サービスの需要が高まるとともに、サービスを受けた人は満足度は高い。
「ホットペッパービューティーアカデミー」(リクルート)は、要支援者・要介護者の訪問理美容サービスの利用実態調査の結果を2023年1月12日発表した。
調査は在宅の要支援者・要介護者の家族、およびケアマネジャー1906人。調査時点は2022年10月。
訪問美容サービスの利用者は2.2pt上昇し27.1%になった。サービスを受ける場所は、2021年はコロナの影響で在宅が増えたが今回は在宅から施設へと戻りつつある。またカット料金は前回調査より303円アップし2147円になった。
利用メニューは、「ヘアカット」が96.4%、「シャンプー」が48.8%、「ひげそり・産毛そり」30.4%がトップ3だった。
サービスを受けたあとの変化は、「笑顔になる」が50.3%と最も多く、「活力があふれた様子になる(27.3%)」「会話が活発になる(21.9%)」「鏡を何度も見返す(21.9%)」。訪問美容は介護を受けている人にとって精神面での効果が高いのもわかった。
服部美奈子同アカデミー研究員は「訪問理美容サービス利用者はサービスに満足し、何らかの良い効果を覚えている方がほとんどです。非利用者の中にもサービス利用意向があり、理美容以外のサービスのニーズもあることを踏まえると、今後はさらなるサービスの広がりが期待できそうです」とコメントしている。
【調査概要】
調査名:訪問理美容サービスに関する利用実態調査2022
調査手法:インターネット調査(マクロミル アンケートモニター)
調査時期:2022年10月11日(火)~10月19日(水)
調査対象:全国20歳以上の男女のうち、要支援者・要介護者と同居されているご家族(本調査1,906人)、ケアマネジャー(本調査153人)
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タグ: ホットペッパービューティーアカデミー, 訪問理美容, 訪問理美容利用実態調査