訪問理美容、家族の認知は7割超 利用は3割にとどまる
Posted on | 1月 10, 2026 | No Comments
「訪問理美容に関する調査2025」/家族編
ホットペッパービューティーアカデミー(リクルート)は2026年1月8日、「訪問理美容に関する調査2025」を発表した。ケアマネジャー114名と、要支援・要介護者と同居する家族1,949名を対象とした経年調査で、本稿では家族回答の結果を紹介する。
訪問理美容サービスの認知率は74.9%で、前回調査から6.5ポイント低下した。一方、家族に利用経験者がいる割合は30.3%と、前回とほぼ同水準で推移している。最も多いのは「認知しているが利用していない層」で43.5%。認知率の低下に伴い、前回より5.6ポイント減少した。
利用場所は施設が中心、チケット利用は3割
利用場所は「通所の介護施設」が約7割で最多となり、「自宅」は3割半ばだった。理美容チケットの認知率は利用者の4割半ば、実際の利用率は約3割で、いずれも前回と同程度だ。
施設利用のきっかけは「施設職員からの紹介」が7割半ばで最多。次いで「ケアマネジャーからの紹介」が約4割だった。在宅では「ケアマネジャーからの提案」が約6割と、例年通り最も多い。
【施設】利用頻度は2カ月に1回、価格は低下傾向
施設での利用回数は「6回以上」が5割弱と最も多い。利用頻度は「2カ月に1回程度」が約4割で最多、「3カ月に1回程度」が3割弱で続く。
利用メニューは「ヘアカット」が96.2%で圧倒的に多く、「シャンプー」が5割半ば。カット料金の平均は2,000円で、前年より162円下がった。かけてもよい金額の平均も2,076円と、前年から168円低下している。
ヘアカラーの平均利用金額は3,668円、パーマは4,380円で、いずれも前年から大きく下がった。かけてもよい金額はいずれも実際の利用額を下回り、価格への慎重姿勢がうかがえる。施術場所は「多目的ルームやホール」が5割半ばで最多だった。
【在宅】カット料金は下落、利用意向との差は縮小
在宅利用でも「6回以上」が5割強と最多。利用頻度は「2カ月に1回程度」が3割半ばで増加し、「3カ月に1回程度」は減少した。
利用メニューは「ヘアカット」が96.7%で最多。「シャンプー」「髭剃り・うぶげ剃り」が続く。カット料金の平均は2,712円で、前年より270円低下した。一方、かけてもよい平均金額は2,943円と、実際の利用額をやや上回った。
ヘアカラーの平均利用金額は4,522円、パーマは6,357円で、いずれも前年から大きく低下している。施術場所は「リビングなどスペースのある部屋」が8割弱を占めた。事業者選択理由では「丁寧に対応してくれそう」「時間の融通がきく」が5割超と高い。
今後利用してみたいメニュー施設・在宅ともに「ヘアカット」
今後利用してみたいメニューは施設・在宅ともに「ヘアカット」が最多。以下「シャンプー」「髭剃り・うぶげ剃り」と、施設・在宅ともに同じメニューが続く。

満足度は約9割、心理面の好影響も
サービス満足度は89.1%で横ばい。利用による良い効果を感じている人は8割半ばにのぼる。「笑顔になる」が5割強で最も多く、「会話が活発になる」「活力が出る」「鏡を見る回数が増える」といった変化も2割以上が実感している。5割半ばは、要介護・要支援レベルの改善につながったと感じている。
利用会社を「変更したい」と考える家族は1割弱にとどまる。不満点では「料金が高い」が1割強で、5年連続で最多となった。
非利用者も約半数が利用意向あり
訪問理美容サービス非利用者のうち、本人が身だしなみに関心を持っている割合は51.2%。「利用意向あり」は45.9%で横ばいだ。一方、理美容チケットの内容まで理解している人は3.6%にとどまる。
利用意向がない理由は「お金がかかる・かかりそう」が43.6%で最多。「準備が大変そう」「本人が嫌がりそう」が続いた。
支払いは現金が主流
決済方法は現状・今後ともに「現金払い」が最多で6〜7割を占める。次いで「クレジットカード」が約3割だ。支払い責任者は「同居の家族」が過半数、「本人」が約3割だった。
【関連情報】「訪問理美容に関する調査2025」/ケアマネジャー編
https://ribiyo-news.jp/?p=48925
タグ: ホットペッパービューティーアカデミー, 訪問理美容, 訪問理美容利用実態調査
























