訪問理美容 利用率上昇が期待される
Posted on | 12月 2, 2021 | No Comments
訪問理美容サービスの認知率は 77.9%と高いものの、利用経験率は31.3%と差がある。しかし、利用者の84.6%が満足していることから、これから利用率が上昇するものと期待される。
ホットペッパービューティーアカデミー(リクルート)の「訪問理美容サービスに関する利用実態調査2021」より。同アカデミーが初めて実施した調査で、2021年12月2日発表した。
要介護・支援者で、訪問理美容サービスを受けていない人のヘアカットは、「家族が切っている」が54.1%で、家族の負担になっているのがわかった。以下、「家族以外の介護者が切っている」16.9%、「本人がセルフカットしている」7.9%と続く(複数回答。「その他」、「覚えていない」を除く)。
また、訪問理美容サービスで、満足しているポイントについては、①「料金が適正である」、②「安心して任せられる」、③「丁寧に扱ってくれる」だった。
訪問理美容師に行ってほしい感染症対策(複数回答)は、「マスク着用」「手指消毒」が7割超、「新型コロナワクチン接種」「体温・健康状態の開示」は半数を超えた。「PCR 検査の結果の開示」や「抗原検査の結果の開示」も2割前後と多かった。訪問理美容はもちろん、一般の理美容店でも高いレベルの対策が求められている。
今回の調査で、訪問理美容サービスを受けた場所が、施設が減り、在宅が増えたのがわかったが、これはコロナの影響といえる。
【調査概要】
調査名:訪問理美容サービスに関する利用実態調査 2021
調査手法:インターネット調査(マクロミル アンケートモニター)
調査時期:2021 年 10 月 13 日(水)~10 月 20 日(水)
調査対象:全国 20 歳以上の男女のうち、要支援者・要介護者と同居されているご家族(本調査 1,954 人)
(情報/プレスリリース)
タグ: ホットペッパービューティーアカデミー, 訪問理美容, 訪問理美容利用実態調査