「笑顔になる」が7割 訪問理美容がもたらす変化
Posted on | 1月 8, 2026 | No Comments
「訪問理美容に関する調査2025」/ケアマネジャー編
ホットペッパービューティーアカデミー(リクルート)は2026年1月8日、「訪問理美容に関する調査2025」を発表した。調査はケアマネジャー114名と、要支援・要介護者と同居する家族1,949名を対象とした経年調査で、本稿ではケアマネジャーの回答結果を紹介する。
訪問理美容サービスの認知率は94.7%と高水準を維持しており、前年からは数ポイント低下したものの、ほぼ全員がサービスを認知している状況だ。一方、担当する要支援者・要介護者のうち、実際に訪問理美容を利用している人の割合は62.3%となり、前年から約9ポイント減少した。2023年以前と同程度の水準に戻った形だ。
利用場所を見ると、「通所の介護施設」が71.8%で最多となった。前年は「自宅」が最多だったが、今年は66.2%にとどまっている。理美容チケットの利用率は49.3%、認知率は66.2%だった。施設での利用きっかけは、従来通り「施設職員からの紹介」が最も多く、「たまたま施術している場面を見た」という回答が前年より増加した。在宅での認知きっかけは「チラシを見て」と「ケアマネジャーからの提案」が同率トップで、「営業を受けた」「病院からの紹介」なども増えている。
施設での利用実態を見ると、これまでの利用回数は「6回以上」が約6割と最多だった。利用頻度は「2カ月に1回程度」が約半数で、「1カ月に1回程度」が約3割で続く。利用メニューは「ヘアカット」が9割半以上と圧倒的に多く、「シャンプー」が約7割、「髭剃り・うぶげ剃り」「ヘアカラー」「パーマ」は2~3割台となっている。カット料金は「2,000円以下」が最多で、平均は2,117円だった。かけてもよいと考えられている金額は平均2,451円となっている。施術場所は「多目的ルームやホールなどの広めのスペース」が5割強で最も多かった。
在宅利用では、これまでの利用回数が「6回以上」と答えた割合が7割強にのぼった。利用頻度は「2カ月に1回程度」が4割半を超えて最多で、「1カ月に1回程度」「3カ月に1回程度」が続く。利用メニューは全員が「ヘアカット」を利用しており、「シャンプー」は7割強、「髭剃り・うぶげ剃り」は約4割、「ヘアカラー」は約3割だった。カット料金は「3,000円以下」が最多で、平均は2,870円。支払ってもよい金額の平均は2,935円だった。施術場所は「リビングなどのスペースのある部屋」が約8割と最も多い。
サービス会社を選ぶ理由では、「要支援者・要介護者に丁寧に対応してくれそう」が6割弱で最多となり、「料金が適正」「介護知識を持つスタッフがいる」「施術が上手そう」「時間の融通がきく」が続いた。

満足度については、サービス満足度、効果実感ともに9割弱と高水準を維持している。サービス利用後の変化としては、「笑顔になる」が約7割で最多となり、「会話が活発になる」「活力があふれた様子になる」「身だしなみに気を遣うようになった」なども3割台で続いた(グラフ)。約7割が、要介護・要支援レベルの改善につながったと感じている。
今後利用したいメニューは、施設・在宅ともに「ヘアカット」が9割半ばで最も多く、「シャンプー」が約7割で続いた。施設では「髭剃り・うぶげ剃り」、在宅では「ヘアカラー」へのニーズが比較的高かった。
また、訪問理美容サービス非利用者の理美容室利用では、「理美容室まで行くのが疲れる」が最大の課題として挙げられた。訪問施術スタッフに求める感染症対策では、「マスク着用」「手指消毒」が7割前後と高く、決済方法は現金払いが依然として主流であることも明らかになった。
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