白髪染めにかけてもよい金額 3年連続で増加
Posted on | 9月 9, 2022 | No Comments
理美容室の白髪染めにかけてもよい金額は、男女とも3年連続で増加している。
「ホットペッパービューティーアカデミー」(リクルート)が2022年9月8日発表した「白髪・グレイヘアに関する意識調査」による。調査対象は20~69 歳の白髪のある男女1031人。
理美容室で、白髪染めにかけてもよい金額 (1回あたりの金額/単一回答)は下のグラフの通りで、年々高額になっている。
年代別では、若年ほど高額を支払っている(下の表)。
白髪染めについては、セルフとサロンが拮抗しているといわれる。セルフ用のヘアカラー剤の進化も著しいが、サロンで行うハイトーンカラーやインナーカラー、白髪ぼかしなどの、単なる白髪染めとは違った高付加価値のヘアカラーのサービスを提供することでさらにニーズを増やせそうだ。若い人ほど高額な料金を払っているのは、その証左といえる。
美容室といえば以前はパーマネントが稼ぎ頭だったが、いまではヘアカラーの台頭が著しい。そんな状況を裏ずける調査結果といえる。
また、理想とする白髪のカラーリング(複数回答)では、男性は「地毛の色(濃い黒など)で隠したい(64%)」が最も多く、女性は「オシャレ染めと同じ色でなじませたい(63%)」が最多で、男性は自然志向、女性のほうがおしゃれ志向が高い。
白髪を染めず「白髪を生かして周囲と自然にぼかしたい」は男女とも21%、「白髪をまったく染めない」は男性8%、女性4%だった。
【調査概要】
調査方法:インターネットリサーチ
調査対象:スクリーニング:50,000人 ※人口動態に基づき性年代を割付
本調査:1,031人(全国20歳以上の「白髪がある」男女)
※スクリーニングでの出現率をもとにウェイトバックを実施
調査実施期間:
スクリーニング調査(2022年7月6日~2022年7月7日)
本調査(2022年7月15日~2022年7月19日)
調査機関:株式会社マクロミル
タグ: ホットペッパービューティーアカデミー, 白髪染め, 白髪染め調査