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理容業の経営取組み事例 2022年4-6月期

Posted on | 9月 2, 2022 | No Comments

日本政策金融公庫は2022年8月23日、生活衛生関係営業の経営取り組み事例を発表。理容業では、高齢者対応、30代から40代顧客対象のメニューの充実などが紹介された。

理容業の経営取組み事例 2022年4-6月期
・高齢のお客さまをターゲットに、送迎サービスと出張理容サービスを充実させた。(石川県)
・30代から40代の顧客が増加傾向にあるので、アンチエイジング等の年齢層にマッチしたメニューを充実させ、単価アップを図った。(宮崎県)

過去の取組事例・・・・・・
2022年
・店舗入口では、非接触式体温計での検温、手指の消毒を実施。店内では、空気清浄機の稼働、雑誌の代わりにiPadを提供。カウンターには、アクリルパーテーションを設置、会計はキャッシュレス決済を導入するなど、コロナ対策を徹底的に行っている。
完全予約制にし、お客様にとって安心・安全な店として、真摯に対応している。また、ホームページの更新やインスタグラムなども積極的に活用し、新規の集客を図っている。

2021年
・顔パック、マッサージ、白髪ぼかしなどの単品メニューに力を入れている。加えて、新たにワンコインサービス(500円エステコースや500円マッサージコース)を導入し、客単価アップや顧客満足度の向上を図っている。
・レディースルーム(個室)を新設し、女性向けのシェービングやエステに力を入れている。
・「いつもどおり(カットのみ)」を希望するお客様が多いが、こちらから新しい髪型やヘアカラー等を提案することで、客単価と顧客満足度の向上を図っている。
感染予防対策をしっかりと実施していることが店外からも分かるように、店舗前に店内の様子が分かる写真などを掲示した。

・高知市が取り組む「GO TO理美容クーポン事業」に参加した。クーポン以外にも当店独自のサービスを付加して、お客様の満足度を高める工夫を行っている。
・高齢者の来店サイクルが長期化しているため、常連客への訪問理容を始めた。
・SNSを利用して、日々の感染防止対策をアピールしている。
・余裕を持った間隔(1時間間隔)で予約を受け付けている。お客からも密回避ができると好評。加えて、薄毛ケアのマッサージを付加するなど、サービスを充実させ、リピーターを増やしている。
・インスタ等のSNSで、「1対1の完全予約制サロン」であることをアピールしたところ、新規客からの問い合わせが増加した。

2020年
・山形市の新型コロナ対策補助金を利用して、お客様の椅子席間にアクリルのシールド衝立を立て実質的な個室とした。また、市のプレミアム付商品券の取扱店にも登録した効果も出ている。
・業者に委託して、店全体のチタン抗菌を実施した。感染対策に取り組む安心安全なお店としてSNSで発信し、新たなお客様の獲得に繋がっている。また、完全予約制を採ることで密を避けるようにしたのも良かったと思う。
・息子に事業継承。流行のヘアカットをInstagramなどSNSを活用して動画配信している。市外のフォロワーが増え、「動画を見て来店した」との新規客も見られるようになった。
・オートシャンプー機や予約アプリの導入で効率が良くなり、お客様の利便性も向上した。雇用助成金の申請の際にスタッフとの話し合いが出来たことで職場の雰囲気も良くなった。

・新型コロナ対策は当たり前で宣伝にはならないので、次回予約の導入と丁寧な接客、人気のツーブロックカットなどをSNS等でアピールしている。お客様には評判が良く、SNSで発信している新メニューも選んでいただいてる。
・新規顧客獲得のため、ホームページとSNSを開設し、インターネット予約を充実させるとともに、ガイドラインに沿った感染防止策の実施状況についても周知している。
・コロナ禍で客足が遠のくなか、施術時間短縮のセットメニューとして顔そりや洗髪を省略した割引料金コースを設けたことで、感染リスクをできる限り避けたい高齢者に支持されている。

・密を避けるためパーテーションや手指のアルコール消毒液の配置、空気の消毒用加湿器の設置、マウスガード・マスク着用の義務化等、ガイドラインに沿った感染防止対策を講じている。
・昨年からインターネットでの宣伝に力を入れてきた効果で、今年になって毎月20人以上の新規のお客様が来店するようになった。新しいカット技術やスタイルを取り入れたことも売上増加に影響しているようである。
クラウドファンディングを活用した資金調達を行い、感染防止対策のため店内改装等を実施するともに、来店喚起のため一部施術を値下げする料金改定を行った。

・店内の3つの密を回避するため、店内の感染防止策を徹底するとともに、入店制限をするための完全予約制の採用と、接触感染防止のためのキャッシュレス決済も導入した。
・新しい整髪技術を取り入れ、無料でモデルを探し、そのモデルがリピーターとなって新規顧客の獲得に繋がっている。
インスタグラムを使ってヘアースタイルの投稿をするようになってから、新規のお客様が多少来ていただけるようになった。
店内換気、手洗い、マスク着用、手指消毒を今まで以上に意識して、安心して来店いただけるよう取り組んだ。今まで現金決済のみだったが、QRコードのキャッシュレス決済も新しく取り入れた。
新型コロナウイルス感染症対策として、来店客全員に氏名、連絡先の記入をお願いしている。接触感染防止のため、施術後の手洗いと理容器具のオゾン殺菌消毒はもちろん、高頻度で接触する理容椅子、ソフアー、雑誌、トイレ等の清拭消毒、衛生管理を徹底している。

・5%ポイント還元目的のお客様に対応するため、10月からキャッシュレス還元事業に参加。レジ回りの効率化や売上集計等の事務削減ができ、閉店後の帰宅時間が早まっている。
・組合主催の技術講習会や勉強会に参加し、メンズパーマや薬液配合等のスキル向上に努めている。髪を傷ませない施術が口コミで広がり、お客様からの新規先の紹介が増えた。
送迎サービスや訪問理容を強化し、キャッシュレスに馴染まないお客さまを対象に特典付きのポイントカードも新しく導入した。
キャッシュレス決済を導入し、利用者への5%ポイント還元と支払手段の利便性向上を図った。クレジットカード払いが増え経費負担は増えたが、新規客が増えた。
ホームページ開設から2年近くになるが、月・週の定期的なメンテナンスに加え、カットやカラーの施術前後の写真や動画は毎日更新しており、鮮度の高さもあり、フォロワーのインターネット予約が増えている。

2019年
・国の5%ポイント還元事業への参加でキャッシュレス決済を導入したところ、クレジットカード利用者が予想以上に多い。店頭表示の効果もあるようで、通りすがりの新規客の来店が増えている。
・身体が不自由なお客様を送迎したり、店舗階段に手摺を付けるなどの高齢者対応を実施。店内も季節の花を飾ったり、観葉植物を増やしたりして、癒される空間と時間の提供に努めている。
・シャンプーと顔剃りの月額制を導入したところ好評。これは、手首を骨折されたお客様からのアイデアとして導入したもので、常にお客様の立場でニーズを掘り起こすことに努めている。
・HPやブログを活用し、営業時間や予約状況などの情報を発信。店舗のトイレを和式から洋式に改築し、高齢のお客様や身体の不自由な方に配慮した。
・国の「小規模企業持続化補助金」を活用し、店舗改装を実施した。外観や内装などのハード面を新しくしたほか、カットやカラーなどのソフト面の充実にも取り組んでいる。

・流行のカットやヘッドスパ等の施術情報や最近の業界の話題、消費税や年金等の消費者の関心事などを掲載した独自の情報紙「お店新聞」を作成・発行している。
・抜け毛を気にするお客様が増加しており、頭皮ケア系のオプションメニューや脱毛防止の販売商品を拡充した。
・ホームページのSEO対策やネット広告を行ったことで、スマホを使いこなす若い世代の新規客が増えており、非常に効果を感じる。併せて、改装により店舗のイメージを一新したので、今後は若い男性にもカッコイイと思ってもらえる床屋を目指していく。
・店舗前に、キャッシュレス決済に対応していることが分かる「のぼり旗」を立てたり、店の壁面に写真付きメニュー表示の看板を出したりしたことで、新規顧客の増加に繋がった。
・女性客向けに顔そりキャンペーンの企画をした。また、冷やしシャンプーと一緒に台湾式シャンプーの取扱いを開始する広告を店舗前に表示したところ、予約なしの新規客が増えた。

・QRコード決済のキャッシュレス端末機を設置したことで、レジ回りが楽になり、つり銭の間違いが減った。今後は消費税引上げ後のポイント還元をPRするため、店頭に「キャッシュレス決済対応店」の表示を行い、新規客の確保に努める。
・固定客の高齢化に伴い、理容組合の「ケア理容師」の認定を受けて、高齢者・障害者に安心・安全な理容技術を提供できるように心掛けている。また、理容組合の技術講習会・行事等に参加して新しい技術や情報を得ている。他にも、町内会の役員のサポーターを引き受け、信用と顧客確保に努めている。
・インド・パキスタンなどの外国人のお客様が年々増えているため、インバウンド対策に取り組んでいる。また、料金設定をリーズナブルにし、予約制も取り入れ来店客の維持に努めている。
・来店客数が減少しているため、カット等の在宅訪問理容サービスを提供するなど福祉理容に力を入れている。店舗では、カラーリングやパーマなど特殊技術に力をいれ、少しでも来店客数の減少に歯止めをかけるよう努力している。
・経費削減はもちろんのこと、LED蛍光灯やエコな空調などの先行投資で、将来の経費削減に繋げている。また、電子マネーなどのサービスで業況を維持している。

・消費税増税の対策としてクレジットカード読み取り機を導入した。理容業でも利用者はカード利用を意識するようになった。
SNSによる発信を積極的に行い、来店のきっかけとなるよう努めている。また、新メニューを考えて客単価を上げられるよう工夫している。
・定年等で年金生活のお客様が増えてきたことで、白髪染で白髪かくしを希望するお客様が多くなったので、低料金のカラーメニューを作るとともに、手軽な料金設定にした。
・店専用のブログを開始し、休日情報などを提供している。また、同じ品物ならネットショップなど価格の安いものを探すようにしている。
・留学生割引を行っているため、学生の来店が増加している。

2018年
・高齢者の利用増を図るため、送迎サービス、運転免許自主返納者10%割引、月1回の高齢者訪問理容を実施している。また、中高生向けのキャンペーンにも力を入れている。
・今期から商工会の地域プレミアム商品券を導入し、売上増加に繋げている。
・市のHPの「お年寄りに優しい店」に掲載し、送迎サービスや出張訪問等を案内しPRしている。
・白髪染めをテーマにした店主の似顔絵LED看板を設置したことで、町外からのお客様にも来ていただけるようになった。看板が初めてのお客様との話題にもなるので、非常に効果があった。
・シャンプー後の顔拭きタオルを今治タオルに替えた。お客様からは肌触りが良いと好評。
・小規模事業者持続化補助金の採択を受け、新メニュー(男性エステ)の導入を行った。町報広告で宣伝した結果、まずまずの効果があった。また、照明をLEDに取り替えたことで電気料金が下がった。

・少子化による人口の減少や若者の都会への流出などで新規顧客を望めないことから、介護施設に入所している高齢者の方への出張理容に取り組んでいる。
・カット以外のエステメニューを充実させたことや、SNSを使った宣伝を積極的に行った効果が、ようやく出てきた。
・チラシの配布は費用と労力の割に効果が少ないため、現在はホームページを活用し、新規・既存のお客様に情報を提供している。
・積極的に組合が開催する講習会等に参加し、新しい技術の取得、新しいメニュー作りに取り組んでいる。
・高齢者用のリラクゼーションメニューを充実させ、訪問福祉理容などの出張サービスを加えた。

・育毛診断や女性向けシェービングなど、新たなサービスの提供を行っていく。
・組合員数名と夜間勉強会を行い、少しでも売上アップになるような検討をしている。プラスメニューとして、500円から1,000円位のメニュー作りや、パーマ、カラーなど特殊技術の勉強も行っている。
・組合でのつながりや講習などで勉強したことを営業に活かし、お客様に新しい技術の提供を行い飽きさせない店づくりを意識している。
・高齢者の方の送迎サービスを行っている。電話予約によりお客様の都合のいい来店時間にセットするなど工夫している。
・近隣に外国人留学生の学生寮があるので、単価を少し安くして留学生を積極的に受け入れしている。

・理容師にしかできないレディースシェイブに力を入れている。顔剃りの後、フェイスマッサージを行い、吸引器を用いて毛穴の汚れを除去することによって健康肌を保ち、メイクした時しっとりと仕上がることをPRしている。その結果、女性のお客様が少しづつ増えている。
・ホームページを作ったところ、新規のお客が来店してくれた。ホームページには、トレンドのヘアスタイルの写真を掲載するよう心がけた。また、LINE@を活用し、キャンペーン時にお客にお知らせしたところ、季節限定メニューが好評となった。
組合の講習会や勉強会が毎月のようにあるので色々学べており、そうした技術等をお客様にも提供できて大変役立っている。
・顧客数を増やすために、レギュラーメニューにワンコイン程度のプラスメニューを考え提案している。技術面では、リラクゼーション(シャンプー、シェービング、マッサージ)に力を入れている。また、ポイントカードの景品などは、お得感のあるものをどんどん取り入れていこうと思う。
・講習会等に積極的に出席し、新メニューの提案に心がけている。地域的に利用は少ないがインバウンドにも対応できるようにしている。

2017年
・自治会の行事に積極的に参加して地域密着に励んでいる。また、介護施設などへの出張を増やす努力をしている。
・就職活動生をターゲットにした「就活ヘア」を新しくメニュー化して、新規客の確保に繋げていく。
・男女が一緒の空間ではお互い気になりやすいので、店舗のリニューアルを行い、女性専用スペース(個室)を設けプライバシーが守れるようにした。男性客、女性客とも居心地がよく、リラックスできるスペースを作ったことで女性の来店が増え、新規顧客獲得に繋がった。
・理容店が得意とするバーバーカットの流行があることから、アメリカのバリカンカットの技術勉強会等に参加し、お客様の仕上がりに満足感を与えることができた。
育毛メニューの導入や育毛診断を実施することで髪の悩みを聞けるようになり、30代から40代の顧客の取り込みにつながっている。また、子供客の取り込みのため12月はキャンペーンを行い、子供カット(1,900円以上)利用者にはお菓子やラジコン、ゲーム、クオカードなどが当たるくじ引きを行っている。

レディースシェーブ、エステメニューの充実により女性客の取り込みを推進している。
・ハガキによるPRはコストの割に効果が少ない。SNS・フェイスブック・LINE等の新しいメディアを利用し、お客様にメニューPR及び来店案内を行った。その結果、若干、来店周期が短縮され、来店頻度が増えた感じがする。
店舗改装し、4席あった理容イスを2席にして完全個室に変更した。女性、男性ともにVIP気分が味わえると評判がよい。また、照明をLEDに変更したことと、部屋を2つに区切ったことで使わない部屋のエアコンを切るなど無駄な電気使用を減らした結果、光熱費が半分まで減少した。
・全理連のヘアカウンセラーの認定資格を利用した育毛アドバイスが大分県の経営革新として承認されたので育毛メニューを導入。今後は育毛に特化した営業を行い他店との差別化を図る。
理容技術大会に積極的に参加し、理容技術の向上を図っている。また、理容技術の高さを顧客に訴求し、顧客の固定化、新規顧客の増加を目指している。

・福祉施設での実績を積み重ねたことが実を結び、契約施設が増加している。売上の数字ばかりでなく、お年寄りの笑顔をみることでモチベーションが上がり、やりがいを感じている。
・企業情報紙と提携しており、情報紙を見て来店されたお客様に無料でオプションメニューを提供している。
・カットのみ、カットと顔そり、カットと洗髪など、サービスの内容により料金設定を変え、お客様がサービスを選びやすいようにしている。また、45日以内の再来店客には割引券の発行やポイントカードを導入している。
・50代、60代の客層が多いため白髪用のヘアカラーのメニューを勧めている。髪の長さに応じてプラス1,000円から3,500円までの料金設定にしたところ、ヘアカラーのお客が増えた。
・店を改装してバリアフリー化をしたり、リラクゼーションメニューを増やし癒しのアピールをした。また、クールビズヘア、バーバーヘアをなどショートヘアを勧め来店サイクルを早めるよう取組んだ。その結果、客単価は低下したが、来店サイクルが早まり売上は増加した。

・スタッフの商品知識や技術などのスキルアップにより、お客様との会話が増えた。また、個室のエステルーム増設によりくつろいでいただけるようになった。他にも、顔そりのPR強化を実施したことで利用率が上がった。
・新たに医療ウィッグを取り入れ、メニューの多様化を図っている。社会貢献もできる店としてイメージアップにつなげたい。
・年齢の若い店主が集まり、経営の改善に向け話し合い、新しい事にチャレンジできるよう取り組んでいる。POPや広告などを作ったり、パソコンの使い方について他業者を招いたりして勉強している。
・時間がかからずワンコイン以内で出来るメニューを作り、提案して取り入れていただいた。また、お客様から要望のあったクレンジングが好評。他にもミニマッサージを取り入れ気持ち良さを体験していただき、ヘッドスパの導入も試みている。平日は日中の時間が空いているので、女性客の顏剃り等を提案しPRしていきたい。
・バリアフリーや採光を考え動線をストレスフリーにし、省エネの電気設備に改装した。仕入れは種類を限定し、大量一括仕入れによるコストダウンを図った。このほか、出張サービスや車いす対応など新メニューのアピールを行った。

2016年
・シーズンごとのメニューPOPを店内に掲示している。また、組合関係のトピックスなども掲示して、業界活動をお客様にPRしている。
・お店の情報を発信するために10年ほど前からHPを開設しているが、近年はスマートフォンが普及しているため、Facebook・LINE・twitterなどによりお店のイベントや休日などの情報を配信したいと考え準備を進めている。
・講習会に積極的に参加し、メニューの多様化・他店との差別化を図っている。
・家族経営のため予約優先としており、それが定着して流れがスムーズになっている。また、店の空き時間には介護施設を訪問して介護理容を実施している。さらに、送迎付きカットも行っており、高齢者の方に大変喜ばれている。
・顧客の髪型や嗜好性等を記入した理容カルテを作成し、顧客が希望する髪型が提供できるようにしている。また、顧客の趣味なども記入して、施術中の顧客との話題作りにも努めている。

電光看板を設置し当店のPRだけを行っていたが、祭りや花火大会などの地域の催し情報なども掲示したところ、近隣の方々に大変喜ばれている。
新規客獲得に向けてホームページの充実とFacebookを活用している。また、講習会等への参加を通じて新メニューを習得し、メニューを拡充することで客単価アップを図っている。
・女性客のために設置したシェービングエステ用の個室が好評であり、来店客が増加している。また、待合室では試供品や健康グッズの体験などができるようにして、飛び込みのお客様が待ち時間を退屈しないように努めている。
・お客様の高齢化に伴い来店が難しい方への送迎を行っており、常連客のつなぎ止めにつながっている。
・熊本の夏はとても暑いため、氷シャンプーやヘッドスパなど体感的にスッキリできるメニューを低価格で提供したことで好評であった。

・季節ごとにサービスメニューを作り、電光掲示板で営業内容や現在のサービスメニューをお知らせしている。また、キッズヘア、ヘッドスパなども取り入れている。
・若い方などの客層を広げるため、チラシを配布したり、セールスポイントやサービス内容(赤ちゃんの筆等)をイラストと写真でまとめてホームページ等で紹介している。また、ショーウインドーにカツラの見本を掲示するなど各種の工夫をしている。
・チラシの定期的な配布、ホームページの活用、全理連が行っているキッズサロンに力を入れて、人気のスポーツカーに乗ってカットができる子供用の椅子を導入した。
・客単価の上昇を図るため、女性シェービングやエステに取り組んでいる。また、口コミで利用者の増加を図っている。少しずつではあるが地域の人が利用してくれるようになってきた。
・店舗近隣には、リゾートホテル、シティホテルが多くあり、外国人旅行者も散見される。インバウンドが好調に推移する中、増加する外国人旅行者に対して、外国語による理容メニューの作成、従業員の語学の修得、SNSの活用等積極的な営業展開を図り、日本の理容技術レベルの高さを外国の皆様にPRしたい。また、女性パーマの施術が可能となったので、女性顧客の拡大も図っていきたい。

*太字は、編集部による

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タグ: 日本政策金融公庫, 理容業の経営, 理容業の経営取組み事例

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