外国人美容師の就労 10月より実施へ
Posted on | 6月 4, 2022 | No Comments
小池百合子東京都知事は2022年6月3日の定例記者会見で、6月1日より外国人美容師育成事業 監理実施機関の募集を開始、8月に管理実施機関を決定し、10月1日から国家戦略特区を活用した外国人が美容師として就労できる、と発表した。
働くことのできる外国人美容師は、成績優秀などの要件を満たした美容師免許取得者で、「特定活動」の在留資格で最大5年間、都内の美容室での就労が可能になる。
監理実施機関については、東京都美容組合を中心とした一般社団法人 外国人育成監理実施機関が認可される見込みとなっているが、これ以外の団体の応募があるか注目されている。
東京特区による外国人美容師育成事業について、小池都知事は、自身の海外での美容体験を踏まえ、「日本の美容のおもてなしは世界に冠たる存在。パリにミシュランがあるように、東京で就労した美容師がお国に帰り、東京仕込の美容の素晴らしさを世界に発信してほしい」と語り、東京ブランドの価値向上につながる事業と期待した。
(写真は、外国人美容師育成事業などで会見する小池都知事。都のホームページより)
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