理美容廃業店は1万3千～4千で推移

Posted on | 2月 7, 2022 | No Comments

理美容業界は新規開業店が多いが、廃業店も多いものの、開業店が上回っているため、全体としては増加傾向が続いている。

また理容業は施設数は減少しているが、美容業が理容業の減少を上回り増加しているので、ヘアを扱う理美容業としては増加している。

厚生労働省が2022年1月27日発表した令和2年度衛生行政報告例によると、令和2年度に新規開業した施設は、理容所2218件、美容所1万6654件で、施設数と新規開業数から算出した廃業数は理容所4028件、美容所1万4996件だった。

理容所は1810件減少し、美容所は3468件増えた。理美容では1万6654件増え、1万4996件が減少し、その結果1658件増となった。

2015年度以降、新規開店は1万5千台から6千台を数える一方、廃業店は1万3千台から4千台で推移している。
移転や改装にともなう届出も含まれるので、額面通りの数字ではないにしろ、新陳代謝が活発なのがわかる。廃業の何割かは高齢や経営者の疾病、また入居先の事情によるものもあるが、多くは経営不振によるものとみられる。
理美容業界はある意味、活性化している業界ともいえる。

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理美容師、新規登録者数、廃業者数
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タグ: 理美容廃業店, 理美容所, 理美容施設数

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データ＜資料／政府、日本公庫＞

【美容系料金／2022年】
小売物価統計調査より
＜2023年4月21日＞
（県庁所在都市の平均）
品目／料金(円)／(前年比)
理髪料／3,610(+4)
パーマネント代／8,369(+34)
カット代／3,642(+18)
ヘアカラーリング代／6,079(+36)
エステティック料金／11,994(+94)
・47都市の料金は、こちら
・品目詳細、料金算出は、こちら
‥‥‥‥‥‥‥‥
【消費者物価指数／2023年】
＜2024年1月19日発表＞
品目：指数(前年比)
総合指数：105.6(＋3.2)
理髪料：101.8(＋1.4)
パーマネント代：102.8(＋2.3)
カット代：102.9(＋1.9)
ヘアカラーリング代：102.8(＋2.2)
エステティック料金：104.7(＋2.1)
＊2020年＝100
‥‥‥‥‥‥‥‥
【美容品目の家計調査／2023年】
1世帯当り年間支払金額
＜2024年2月6日発表＞
品目：金額(前年比)
理容：4882円（-12）
パーマ：2472円（-17）
カット：6803円（+264）
その他：2万2928円（+1259）
＊家計調査「二人以上の世帯」より
‥‥‥‥‥‥‥‥
【日本政策金融公庫・生衛融資】
＜2024年4月1日発表＞
融資の種類：利率
・無担保融資の基準金利：2.15-3.25％
・有担保融資の基準金利：1.15-2.85％
・マル経融資（特利Ｆ）：1.25％
＊条件によって金利が違います。
＊上記以外の融資と利率は
日本公庫融資情報