理美容施設数 対 人口 半世紀で18%減
Posted on | 3月 9, 2021 | No Comments
理容店と美容室の施設数の50年、半世紀の推移をみると、50年前の1971年は美容室は11万6021、理容店は14万1082で、理容店のほうが多かったのですが、1979年に逆転します。以降、美容室は増え続け、理容店は1987年をピークに緩やかに減る傾向が続いています。
理容店と美容室を合わせた施設数を当時の日本の総人口比でみると、50年前は1施設当り416人ほどだったものが、2020年は340人と76人(18%)減っています。半世紀で18%減。
経営を左右する要素は人口だけではありません。利用率、利用頻度、単価などの要素が重要ですが、人口はそれらの元になる数値です。1施設あたりの人口数が多ければ多いほど、有利になります。
半世紀で18%減、意外に減り方が少ないようにも思えますが、すでに少子化の時代に突入しています。理美容施設がいつまでも増え続けるというわけにはいきません。どこかの時点で減少に転ずるはずですが、いまの増え方をみていると、いつになるか見当もつきません。
【関連記事】令和元年度(2020年3月末)衛生行政報告
https://ribiyo-news.jp/?p=31364
タグ: 理美容施設数, 衛生行政報告