美容所24万7578店 今年も過去最多を更新
Posted on | 10月 26, 2018 | No Comments
厚生労働省は2018年10月25日、平成30年3月末の衛生行政報告を発表した。美容所は前年より4218店(1.7%)増え、24万7578店になり、今回も過去最高を更新した。理容所数は12万0965店(前年比-1754店)で6年連続しての前年割れ。
従業美容師数は52万3543人で、前年比1万4264人(2.8%)の増。データのある昭和45年(1971)以来、増え続けている。従業理容師数は22万1097人(同-2509人)で理容所と同様6年連続して前年割れだった。
美容所は平成22年(2011)の東日本大震災の影響で一部地域のデータがカウントされずマイナスになったが、基本的には美容師数同様増え続けている。
理容・美容合わせると、施設数36万8543店に74万4640人の理美容師が従業していることになる。四半世紀前(1993年)には33万1627店、56万9048人だったものが着実に増えている。近年理容業は減少傾向にあるものの、この減少を上回る勢いで美容業が増えていて、理美容産業は成長を続けている。施設数、従業者の数の面では、日本国内では飲食に次ぐ一大産業といえる。
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