管理理美容師制度 セコンダリーライセンス化を模索?
Posted on | 10月 12, 2010 | No Comments
5月に行われた事業仕分けを受けて、管理理容師・管理美容師指定講習事業ワーキンググループの会議が2010年10月12日、東京・霞ヶ関の厚生労働省で開催された。
事業仕分けで「廃止」と評価された管理理容師・管理美容師指定講習事業だが、この日の会議では、存続前提を思わせる議事の進行で、事業仕分けで指摘された事項を改善する方向で、より信頼される制度を構築するための発言が続いた。
事業仕分けで二人以上の技術者がいる場合と一人の違いが指摘されたが、これは一人でも必要とすることや、受講者全員が合格する現状に対しより厳格化すべきなどの意見が出された。また、自動車免許や教員免許にならって定期的に更新する案などの発言、衛生管理に重点が置かれた現状の講習内容を経営管理など雇用を踏まえた内容にする発言などが相次いだ。
規制緩和の前提で始まった行政刷新会議で、「廃止」と評価された管理理容師・管理美容師指定講習事業だが、理美容師の国家資格をプライマリーライセンスとし、管理理美容師をセコンダリーライセンスとして位置づける、規制強化の方向で話が進みそうな勢いである。
<近日中に続報>
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