理美容業の景気 改善するもコロナ前には遠い
Posted on | 8月 23, 2021 | No Comments
生活衛生関係営業の景気動向等調査 2021年度第1四半期
日本政策金融公庫は2021年8月8日、生活衛生関係営業の景気動向等調査結果(2021年4~6月期、DI調査)を発表。理容業美容業とも前期、前年同期より改善したが、新型コロナウイルスの影響が続き依然として状況は厳しい。
調査は、業況判断、売上、採算、利用客数、客単価について尋ねているが、いづれも前期比、前年同期ともに改善した。とくに利用客数が大幅に改善し、売上も大きく改善した。
理美容業は、コロナの影響は薄れつつあるものの、コロナ以前の状況には戻っていない。
コロナ感染が再拡大した第2四半期は再び経営状況は悪化することが予想されている。
【総合指数4期間移動平均の推移について/上のグラフ】
業況判断、売上、採算、利用客数、客単価の各DIを単純平均し、直近4期を平均した数値。理容業-48.3、美容業-52.5、生衛業全体-59.8
【調査概要】
調査時点:2021年5月上旬
調査方法:郵送
有効回答数:3290企業(理容業423企業、美容業474企業)
タグ: DI調査, 日本政策金融公庫, 景気動向調査