コロナの影響も調査　「サロンユーザー調査2021年」

Posted on | 4月 5, 2021 | No Comments

全国理美容製造者協会（NBBA）は2021年4月、「サロンユーザー調査2021年」（2020年調査）を発表した。

2000年から行っている調査。今回は調査対象は女性（15歳～69歳、年間3回以上利用者）で、コロナ関連の調査項目も加えた。

主なサマリーは次の通り。

サロン利用状況
・1年間の平均利用回数は5.6回で、前年より微減
・ヘアカラーの平均利用回数は5.0回で、前年より微減
・トリートメントの平均利用回数は3.7回で、前年より0.5pt減少
・パーマネントの平均利用回数は、
　ウエーブ2.4回で前年と同じ
　デジタル1.7回で前より微増
　ストレートパーマは1.9回で前年と同じ

予約について
・予約方法は①お店に電話（34％）②ホットペッパービューティ（32％）③予約なし（11％）

使用金額
・平均金額は4.7万円。20代が5.1万円で最高

利用したきっかけ（複数回答）
・①家の近く（56％）②リーズナブル（43％）③予約サイト（25％）

店販商品
・最近1年間購入者の平均使用金額は7万5883円
・購入品目（複数回答）は①シャンプー（49％）②ヘアトリートメント（洗い流さない、27％）③コンディショナー（27％）
・店販に興味のある商品（「とても」「やや」計、複数回答）は①ヘアカラー色落ち防止用ヘアケア商品（42％）②オーガニックヘアケア（36％）③美容家電（33％）

コロナの影響について
・利用回数の変化、「変わらない」53％②「やや減った」29％③「かなり減った」11％
・利用回数が減った理由、（複数回答）は①「ステイホームしたため」70％②「感染リスク回避」55％③「外出が減り、身だしなみを氣にしなくなった」13％
・コロナの影響で、「違う店を利用した」12％、「いつもの店」84％、5％は双方
・違う店を選んだ理由（複数回答）は、「価格が安い」30％、「最寄り」21％、「衛生管理がしっかりしている」16％。「コロナウイルスは関係ない」という人も27％いた。
・違う店を知った情報源（複数回答）は、「予約サイト」59％が一位で、他より40pt以上多い。
・コロナで自宅で行ったのは、「ヘアカラー」21％、「ヘアカット」11％。

【調査概要】
調査方法：インターネット調査
調査エリア：全国
調査時期：2020年10月２日～10月12日
調査対象：15歳～69歳までの女性（回収11432）
＊3回以上の利用者を対象に人口比ウエイトバック集計

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