サロン衛生の新しいスタンダードを
Posted on | 5月 7, 2020 | No Comments
大手サロン、組合、メディア代表がアフターコロナで意見交換
大手美容室チェーン・BA東京・メディア事業者の代表らが集まり、感染症に関する意見交換会がオンラインで行われ、アフターコロナを見据えた「美容所の在るべき姿」について意見交換した。
交換会では、まず理美容における政治と行政の現状を共有した後、業界をより良くするために、
・理美容師は、衛生法規の国家資格であることを理美容師が自覚
・サロン衛生の新しいスタンダードづくり
・国内外の対策とサロン内クラスターの事例共有
・お客様と理美容師の検温を全国で習慣化
・衛生法規に沿った営業をプラスイメージに
・模範サロンや正しい知識を広める取り組み
といった方向性を確認した。
理美容は、日常生活で需要が高いサービスであるが、接触が不可避。理容師法・美容師法は衛生法規であり、消毒・法令遵守を前提に、個別の事情にあった施策が求められる。これらをサロン・組合・メディアが協力して取り組むことで、感染症対策がなされた業界であることを広く周知し、お客様との関係を再構築してくいく。
一方、これらの衛生対応をするにはサロンにコスト面での負担を増やし、また社会的距離を確保するのは生産性を下げることにつながる。正しく営業するサロンほど経営に影響を与える可能性がある。そうした課題があることを認識し、美容業界向けに感染症対策を啓蒙する必要性がある、とした。
参加者
吉原直樹 株式会社アルテサロンホールディングス 創業会長
北野泰男 キュービーネットホールディングス株式会社 代表取締役社長
沢田圭司 SPC GLOBAL 理事長 、岸上興自 前理事長
岩井大輔 株式会社ハルカホールディングス 代表取締役社長
永田紘介 楽天ビューティー事業部 ジェネラルマネージャー
金内光信 東京都美容生活衛生同業組合理事長、村橋哲矢 専務理事
佐藤友美(美容ライター)他
タグ: BA東京, アフターコロナ, 新型コロナウイルス