プレス排除して「外国人美容師の就労」など協議

Posted on | 1月 22, 2020 | No Comments

全美連は2020年1月22日、第382理事会を開き、各委員会や検討会の報告案件を了承するとともに、①第48回全日本美容技術選手権大会の入場料に関する件、②予算委員会設置に関する件の２議案を執行部案通り可決承認した。

報告案件は、組織強化・広報、事業・教育、共済の3委員会と「これからの美容組合・連合会のあり方検討委員会」、産学連携推進関係。このうち「これからの美容組合・連合会のあり方検討委員会」はこれまでの５回の検討会を踏まえ、今年度中に２０２１年～２０２５年の今後５年間のビジョンが理事会に提案される予定。

全美連の第382理事会（会場は、東京・紀尾井町のホテルニューオータニ）

理事会審議に先立ちあいさつした吉井眞人全美連理事長は、①2020年東京オリンピック・パラリンピック選手村に設置される美容サロン（運営・BA東京）を支援する②2021年OMC世界理容美容技術選手権大会の成功に向けて尽力したい③18歳成人移行にともない2023年からの成人式は各自治体によって18歳から20歳の幅で行われるが、業界としても対応するのが大切などと語り、「美容業も独自の進化を遂げていく必要がある。多くの美容師がこの仕事に就いて幸せを感じられる業界にしたい」と新年にあたり抱負を述べた。

なお上程議案を可決したあと、「2020東京オリンピック・パラリンピック選手村ビレッジプラザ内ヘアサロンの運営について」「外国人美容師の就労について」などの協議案件については、業界プレスを排除して協議した。
また、理事会終了後、新年会が関係者ら多数を集めて盛大に催された。

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