ネイル産業 2018年の市場規模は2296億円
Posted on | 10月 30, 2019 | No Comments
日本のネイル産業市場は2018年2296億円の規模(推計)があり、2019年は2321億円になる見込みだ。日本ネイリスト協会(JNA)が2019年10月30日開いた会見で発表した『ネイル白書2020』(今年12月発行予定)のサマリーによる。
2018年の市場内訳は、ネイルサービス市場1716億円、ホームユース市場506億円、ネイル教育市場74.5億円となっている。ネイル教育市場は減少傾向が続いている。
白書では、市場規模の拡大が緩やかな原因として
・市場の成熟化が進んだ
・ジェルネイルが普及し低価格化した
・マンションサロンや自宅サロンが増加し、ネイルの普及には貢献しているが、規模が小さく市場拡大への貢献は低い
などを上げている。
白書によると、サロン数は2015年には2万4450店だったが2018年には2万8150店へと15%増加したが、同期の売上は1655億円から1716億円へと3.6%にとどまっている。
同白書は、富士経済の調査協力で発行しているもので、ネイル市場は2015年以降毎年1%前後増加しているという。
会見であいさつする仲宗根幸子日本ネイリスト協会理事長(会場は、東京・赤坂見附のJNAカンファレンスルーム)
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