美容 客単価の低下 美容業の「経営上の問題点」
Posted on | 8月 11, 2010 | No Comments
日本政策金融公庫が2010年8月6日発表した「生活衛生関係営業の景気動向調査」2010年第1四半期(4月~6月)によると、美容業では客単価の低下が31.2%で、顧客数の減少に次いで多い。
理容業でも29.2%と多いが、美容業はさらに多くの人が客単価の低下を問題点としてあげている。
リーマンショック前は10%台だったが、ショック後は20%台で推移。20年第4四半期からは30%の大台に乗せている。今期は前期の35.4%よりは下がったが依然高い水準にある。
理由としては、特徴的な業況判断にあるように、客単価の高いヘアカラー客の減少があるようだ。
経営上の問題点 | 美容 |
顧客数の減少 | 67.9 |
客単価の低下 | 31.2 |
原価を価格に転嫁できない | 16.4 |
店舗施設の狭隘・老朽化 | 11.7 |
後継者難 | 13.8 |
従業員の確保難 | 10.2 |
事業資金借り入れ難 | 4.3 |
その他 | 6.0 |
特になし | 10.2 |
(複数回答) | (%) |
タグ: 日本政策金融公庫, 経営上の問題点, 調査