まつ毛エクステなどの危害情報61件 2018年度PIO-NET概要
Posted on | 8月 14, 2019 | No Comments
国民生活センターは2019年8月8日、「2018年度のPIO-NETにみる危害・危険情報の概要」を発表。まつ毛エクステンションやネイルサロンなどが含まれる「他の理美容サービス」の危害情報は61件あった。
2018年度の「危害・危険情報」件数は13,685件で、対前年度比6.1%減。このうち「危害情報」は10,939件で、上位3商品・役務は「化粧品」、「健康食品」、「医療サービス」だった。「化粧品」はまつ毛美容液の相談が211件増加し235件増えた。
「商品・役務別の危害情報」ではエステティックサービスが406件あり、化粧品、健康食品、医療サービスについで4位だった。ただエステティックサービスは、2016年度567件、2017年度448件と減少している。危害内容は「皮膚障害」や「擦過傷・挫傷・打撲傷」でエステティックサービスがあげられている。
また、「危害情報における年代別の上位5商品・役務」でエステティックサービスは20歳代(128件)で1位、30歳代(106件)と40歳代(71件)で4位に入っている。
一方、同センターが同日発表した「2018年度のPIO-NETにみる消費生活相談の概要」によると、エステティックサービスの相談件数は6392件あり、前年度比2293件(26%)減少した。これは「2018年度に増加・減少が目立った商品・役務等」で4位の減少数だった。
これらのデータからエステティック業界としての改善がすすんでいるのがうかがえる。
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