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「ロボカット」は今世紀中に普及するか?

Posted on | 7月 30, 2019 | No Comments

理美容ラウンジ科学の進歩は恐ろしく速い。科学とは比較的距離があるとされる理美容業界ですが、「ロボカット」という自動カット機が製品化され、さらに高機能な製品の開発が進められています。家庭用の製品なので、理美容業界にとっては気になる話です。

「ロボカット」は、ファンのついた筒状の器具で、ファンで頭髪を吸い込みながら、筒の奧についた刃で髪をカットするという仕組みです(写真)。ファンは掃除機に直結し、毛くずが散らかることはありません。
robocut
米国のAlifred Narraservschi(アルフレッド ナトラサフスチナ)さんが開発した製品です。いまのところ手動式で手持ちでのカットになりますが、アルフレッドさんによると、将来は完全にロボット化が可能で、しかもAIを活用して部位ごとにカットする長さを記憶させ、いつも通りのヘアスタイルはもちろんのこと、希望通りのヘアスタイルにすることも可能だといいます。
フェード系のカットは無理にしても、アルフレッドさんの言葉通りなら、かなりのヘアスタイルに対応可能です。(現在の製品でも出張理美容などでプロが使える製品のようです)

平成の時代にも、自動カット機が開発され、そのデモ画像がユーチューブに公開されていましたが、その動画を見るかぎり、カットされる人は恐怖で顔が引きつっていたのが印象的でした。しかし、ロボカットはこれとは違い、完成度が高い。

アルフレッドさんが豪語する通りの製品が開発されたとしても、普及させるには価格の問題、安全性の担保など超えなくてはならないハードルがあって、そう簡単には普及しそうにないと思うのですが、世の中の変化が激しい昨今、どうなるかわかりません。

ライト兄弟が初飛行で260メートル飛んだのは1903年、66年後の1969年には人類は月面に降り立っています。20世紀よりも21世紀は進歩の速度が格段に速い。今世紀中にはロボカットが普及し、「1家に1台ロボカット」の時代が到来するかもしれません。いや今世紀ではなく、数年後かもしれない。

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タグ: ロボカット, 理美容ラウンジ, 自動カット機

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