SNSが変える理美容サロン業界
Posted on | 11月 15, 2018 | No Comments
平成の時代はITが急速に進化した時代です。ITは理美容業界にも少なからず影響を与えました。その一つがSNSです。SNSの普及により、理美容業の集客方法が変わりました。
それまでは、看板、チラシ、DMなどが利用者と店とを結び付けるツールでした。とくに店舗そのものの存在が重要でした。立地場所、路面店か2階店、地下店かなどの違いが集客に大きく影響しました。
平成の時代になると、ホームページ、SNSでの情報発信が重要なツールになりました。利用者はネット上の情報を見て、発信者とつながり施術を受けに行きます。口コミは今でも集客には欠かせませんが、SNSは口コミの役割もします。その威力、情報の拡散は口コミの数倍の威力があります。
お店の場所はスマホの位置情報で難なく行けます。立地場所や看板などは、意味がないとはいいませんが、重要度は低下しています。
立地場所が重要なのは、リーズナブルな料金で特定の技術サービスに特化した業態店ぐらいです。人出の多い場所に出店するか否かによって、業績が大きく左右されます。
SNSは、店と人とを結び付けますが、基本は人と人とを結び付けるツールです。このツールをさらに一歩進めると店舗そのものの意味が変わってきます。
理美容店舗を所有しなくても、時間貸しのシェアサロンを活用すれば、サロンの近くの駅で待ち合わせて、理美容師さんが顧客を契約しているシェアサロンに案内して施術することが可能です。
ITの進化は、理美容業界での仕事の仕方を変革する可能性があります。理美容師を目指す人は、独立して一国一城の主になるのが夢です。それはいまも将来も変わらないと思いますが、独立の仕方は多様化しています。
平成の次の時代、ITの進化はさらに進み、理美容業界もまた様変わりするはずです。
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