大阪市の「ヒゲ訴訟」に判決
Posted on | 1月 22, 2019 | No Comments
「ヒゲは男の文化」と、ヒゲを推進している全国理容連合会だが、世間では無精髭のイメージもあってか、ヒゲを禁止している職種もある。大阪市営地下鉄の内規もその一つで、内規に従わず不当な人事考課を受けたとして、慰謝料などを求めた「ヒゲ訴訟」の判決が2019年1月16日大阪地裁であり、原告側の主張が認められ、大阪市に計44万円の支払いを命じる判決が言い渡された。一般報道による。
内藤裕之裁判長は大阪市側の主張を退ける一方、「ひげは清潔感を欠くとか、威圧的印象を与えるなど、社会で広く肯定的に受け入れられているとまでいえない」と内規に一定の合理性も認めている。
吉村洋文大阪市長は判決の翌日、ツイッターで「なんだこの判決。控訴する」とつぶやき、控訴する方針を明らかにした。また、今回のヒゲ訴訟はSNSで話題になり、賛否両論の意見が続出した。
「ヒゲ文化」の旗振り役である全国理容連合会としても、正しいヒゲの手入れ方法などのPRが必要かも。
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