白髪に対する抵抗感薄れる
Posted on | 10月 25, 2018 | No Comments
白髪のままで美しく活躍している著名人が増えたことなどが影響してか、白髪に対する抵抗感が薄くなってきたのがわかった。「ホットペッパービューティーアカデミー」(リクルートライフスタイル)は2018年10月25日、「白髪に関する意識調査2018」を発表した。
男性から見た「白髪の女性へのイメージ」は「老けて見える」などのマイナスイメージは2016年には74%あったものが、70%へと減少。女性から見た「白髪の男性へのイメージ」も56%から47%へと減っている。男女ともに白髪への抵抗感は薄れているのがわかった。
ナチュラル志向もあるのだろが、今後も白髪染め離れが続くと、理美容サロン業界にも少なからぬ影響が出てきそうだ。
また、白髪染めをする場所は「サロンで白髪染め」が女性56%なのに対し、男性は24%と男女差がある。さらに白髪染めにかける費用も1回当たり女性は3550円なのに対し、男性は1961円と差がある。男女差は髪の長さの違いもあるが、理美容店にとって女性客はヘアカラーの得意客といえそうだ。
このほか同調査の主なサマリーは、
◆「白髪が気になり出した年齢」は男性37.9歳、女性41.3歳で男性の方が約3年早い。「何歳までケアするか」は女性の方が約6年遅く68.5歳まで
◆白髪の異性に対するイメージで「老けてみえる」「疲れてみえる」「地味」などネガティブな印象が低下する傾向
◆白髪染めの理由は、男性は「若く見られたい」、女性は「自分が気になる」
◆ヘアサロンでの白髪染めにかけてもよい金額は、男性が2,000円未満、女性は3500円以上
◆男性は「自宅での白髪染め」、女性は「サロンでの白髪染め」が最も多い
◆白髪のある人のうち、男性は約3割、女性は8割弱が白髪染めを実施
【調査概要】
白髪に関する意識調査2018
■調査方法:インターネット調査
<スクリーニング>
■調査時期:2018年7月19日(木)~7月20日(金)
■調査対象:全国20~69歳男女計50,004人
<本調査>※スクリーニング対象者のうち、現在白髪があり白髪染めをしている、かつ白髪を気にしている、かつヘアサロン利用頻度が3カ月に1回以上の人
■調査時期:2018年7月20日(金)~7月24日(火)
■調査対象:全国20~69歳男女計1,035人
(情報/ニュースリリース)
タグ: ホットペッパービューティーアカデミー, 白髪, 白髪染め